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2025/10/14
家づくりコラム
断熱性の高い家を建てるには?

山形のような雪国で快適な暮らしを実現するためには、「断熱性の高い家」が欠かせません。冬の寒さや結露を防ぎ、省エネで快適な室内環境を保つためには、断熱材の種類や施工方法をしっかり理解することが重要です。
今回は、断熱性の高い家づくりに欠かせないポイントを解説します。
1. 断熱性が高い家のメリット
・冬は暖かく、夏は涼しい快適な室内環境
・暖房・冷房費を節約できる省エネ効果
・結露やカビの発生を抑え、住宅の寿命が延びる
・ヒートショックなど健康リスクの軽減
雪国の山形では、冬の寒さをしっかり防ぐことが快適な暮らしにつながります。
断熱性は家の「快適さ」と「省エネ」を左右する大切なポイントです。
2. 断熱材の種類と特徴
① グラスウール
・特徴:繊維状で軽量、コストが比較的安い
・メリット:吸音性があり、施工性も良い
・デメリット:湿気に弱く、施工不良があると性能低下
② ロックウール
・特徴:天然の岩石を原料とする繊維状断熱材
・メリット:防音・耐火性能が高く、湿気にも比較的強い
・デメリット:グラスウールよりやや高価
③ 発泡ウレタン(現場吹き付け)
・特徴:液状を現場で吹き付けて硬化させる
・メリット:隙間なく施工でき、高い断熱性能
・デメリット:施工費用が高めで、施工技術が重要
④ フェノールフォーム・高性能硬質ウレタン
・特徴:高い断熱性能を持つ硬質ボード
・メリット:薄くても断熱性が高く、耐久性も良い
・デメリット:コストが高い
3. 施工方法の違い
・内断熱:壁内部に断熱材を入れる一般的な方法。施工が容易でコストも抑えやすい。
・外断熱:建物の外側に断熱材を施工し、熱橋を減らせる。快適性・耐久性が高いが施工費用は高め。
・吹き付け断熱:発泡ウレタンやセルロースファイバーを吹き付ける方法。隙間なく施工できるため高い性能を発揮。
4. 選ぶ際のポイント
・山形の雪や寒さに耐えられる性能(冬期の暖房負荷を軽減)
・施工性とコストバランス
・湿気対策(結露防止、カビ対策)
まとめ
雪国・山形で快適な新築住宅を建てるためには、断熱材の種類と施工方法を理解し、家全体の断熱性能を高めることが重要です。断熱性の高い家は、冬でも暖かく快適に過ごせるだけでなく、省エネで経済的、健康面でもメリットが大きくなります!
家づくりの段階で断熱材の選定や施工方法をしっかり検討することが、後悔しない快適な住まいづくりの第一歩です。
私たちカネックスホームは、お客様にぴったりの住まいづくりをお手伝いします!